気が付いたらもう9月でした。8月は遊び呆けてましたなw
(´∀`)
昨日もおにゃにょこと一緒に映画とか観に行ってました。観たのはジブリの『風立ちぬ』。定番中の定番なので、夏休みに観に行った人も多いんじゃないでしょうか。
映画寸評とかめんどくさいし、あんまり書くとネタバレになるので軽く感想だけ。
ぶっちゃけあらすじも予備知識も殆ど仕入れずに観て来ましたが、純粋にイイ映画ですね。
ちょこっと耳に挟んでいた通り、子供が観ても面白い映画じゃありません。恋や愛、仕事や夢に真剣に取り組んだ事がある人が観るべき映画とでも言いましょうか。30代のオレには心に来るものが多い映画でした。
特に中盤から後半の愛情にまつわるエピソードや表現には常に涙腺緩みっぱなしで、エンディングまでの1時間近く、ずっと涙目でした。オレはああいう純愛モノに弱いんですよ……w
(*´ω`*)
奇しくも昨日、宮崎監督が長編映画の製作から引退するとの発表を行ったそうで。恐らくその想いはこの映画を製作している時からずっと抱えていた事だろうと思われます。
宮崎監督が長編映画の最後の作品としてこの題材を選んだのは、なんとなく分かる気がします。この映画の冒頭から最後まで、ずっと『夢』がテーマとして流れ続けています。
それは寝ている間の夢であったり、人生の希望としての夢であったり、生きる目標としての夢であったり。夢を最後のテーマにしたのは、次の世代に夢を託したかったんだろうと思います。
映画を観終わって、1人帰宅の電車に揺られている時、ぼうっと『オレの夢ってなんだろうな』とずっと考えてました。
27歳で1つの夢が潰え、目標を失って放浪し、我武者羅に働いて自分を失い、挫折と絶望に5年も苦しみ抜いて10年。
映画の最後、ある人物が主人公に問いかけます。『君の10年はどうだったかね?力を尽くしたかね』。
オレにはあの言葉が、映画の主人公ではなくオレ自身に問いかけられているように聞こえてました。オレの空白の10年は、本当に空白だったのか?夢も希望も失った10年だったのか?
オレは今年、仕事に本格復帰しました。傍目にはぷらぷら遊び歩いているだけの風来坊ですが、オレはオレなりに、空白の10年を取り戻すつもりで働いてます。
それは仕事としての空白じゃなく、夢としての空白です。10年の間、仕事は時々していたけれども夢がどこにも無かった。夢が無かったから絶望から這い上がれなかった。
今だから言えるのは、人は夢さえあればどんな絶望からも這い上がれるという事。
オレは夢を見つけただろうか。その答えは半分YESで半分NO。正確には、夢となるかもしれないものを見つけて、それを夢にしたくて必死に前に歩き始めたところ。
オレの10年は、またここから始まるんです。
いつか自分の想いを夢に変えたい。その夢を実現させたい。まだまだただの『願望』でしかないそれは、少なくとも今のオレを動かす原動力になってます。
映画の主人公のように、真っ直ぐに夢を追いかけられるほど純粋ではないオレだけど、夢を追う自分を想像しながら生きる事は出来るかもしれない。

風立ちぬ、いざ生きめやも
(´∀`)
昨日もおにゃにょこと一緒に映画とか観に行ってました。観たのはジブリの『風立ちぬ』。定番中の定番なので、夏休みに観に行った人も多いんじゃないでしょうか。
映画寸評とかめんどくさいし、あんまり書くとネタバレになるので軽く感想だけ。
ぶっちゃけあらすじも予備知識も殆ど仕入れずに観て来ましたが、純粋にイイ映画ですね。
ちょこっと耳に挟んでいた通り、子供が観ても面白い映画じゃありません。恋や愛、仕事や夢に真剣に取り組んだ事がある人が観るべき映画とでも言いましょうか。30代のオレには心に来るものが多い映画でした。
特に中盤から後半の愛情にまつわるエピソードや表現には常に涙腺緩みっぱなしで、エンディングまでの1時間近く、ずっと涙目でした。オレはああいう純愛モノに弱いんですよ……w
(*´ω`*)
奇しくも昨日、宮崎監督が長編映画の製作から引退するとの発表を行ったそうで。恐らくその想いはこの映画を製作している時からずっと抱えていた事だろうと思われます。
スタジオジブリ
「宮崎監督が引退へ」
(NHKニュース)
宮崎監督が長編映画の最後の作品としてこの題材を選んだのは、なんとなく分かる気がします。この映画の冒頭から最後まで、ずっと『夢』がテーマとして流れ続けています。
それは寝ている間の夢であったり、人生の希望としての夢であったり、生きる目標としての夢であったり。夢を最後のテーマにしたのは、次の世代に夢を託したかったんだろうと思います。
映画を観終わって、1人帰宅の電車に揺られている時、ぼうっと『オレの夢ってなんだろうな』とずっと考えてました。
27歳で1つの夢が潰え、目標を失って放浪し、我武者羅に働いて自分を失い、挫折と絶望に5年も苦しみ抜いて10年。
映画の最後、ある人物が主人公に問いかけます。『君の10年はどうだったかね?力を尽くしたかね』。
オレにはあの言葉が、映画の主人公ではなくオレ自身に問いかけられているように聞こえてました。オレの空白の10年は、本当に空白だったのか?夢も希望も失った10年だったのか?
オレは今年、仕事に本格復帰しました。傍目にはぷらぷら遊び歩いているだけの風来坊ですが、オレはオレなりに、空白の10年を取り戻すつもりで働いてます。
それは仕事としての空白じゃなく、夢としての空白です。10年の間、仕事は時々していたけれども夢がどこにも無かった。夢が無かったから絶望から這い上がれなかった。
今だから言えるのは、人は夢さえあればどんな絶望からも這い上がれるという事。
オレは夢を見つけただろうか。その答えは半分YESで半分NO。正確には、夢となるかもしれないものを見つけて、それを夢にしたくて必死に前に歩き始めたところ。
オレの10年は、またここから始まるんです。
いつか自分の想いを夢に変えたい。その夢を実現させたい。まだまだただの『願望』でしかないそれは、少なくとも今のオレを動かす原動力になってます。
映画の主人公のように、真っ直ぐに夢を追いかけられるほど純粋ではないオレだけど、夢を追う自分を想像しながら生きる事は出来るかもしれない。

風立ちぬ、いざ生きめやも
JUGEMテーマ:映画
ありかでぃあさんの散財に貢献すでしょうか?w
(゚∀゚)ドリーーム!!
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
>むらさん
スマホ自体のバッテリーすら3000mAhとかになりつつある中で、2800mAhしか容量がないモバイルバッテリーは検討の価値すらないですねぇ……。
通常、外部バッテリーから充電を行う場合、電力ロスなどを考えると容量の7〜8割程度しか充電出来ないので、モバイルバッテリーは最低でも4000mAhくらいは欲しいです。
ゆっくり焦らず新たな夢を目指したいです。
風立ちぬを観ていて、1つ気が付いた事があるんですよね。それは『結果が分かっていると人間は強くなれる』という事。
待ち受ける結果が最悪の事であれ、良い事であれ、ある程度明確にビジョンとして見えていると、人間は物凄く前向きになれるんですよ。
例えば1年後に最愛の人が死ぬかもしれないと分かったら、その人との1年を物凄く大事にしようと多分必死になるでしょう。
逆に言えば、自分の気持ちを奮い立たせられず、苦しんでいる時っていうのは結果が全く見えていない時なんですね。これからどうなるのか、自分はどこへ歩いていけばいいのか、全く分からない。分からないから不安になる。分からないから沈んでいく。
そういう時は、いたずらに『これからどうしよう』とか『何をしたらいいんだろう』とか考えずに、『1年後にどういう自分でありたいんだろうか』と考えるのが良いのかもしれません。
1年後、3年後、5年後の自分を明確に出来たなら、きっと何をすれば良いのかも見えてくるはず。明るい未来をただ判然と夢見るのではなく、何が明るい未来なのかを正しく捉える事が大事なんだと思います。
その為にも、時には立ち止まって考える時間も必要だと思います。
「あともって、5年。」と言われた父と、難病の母の面倒を看ていたなあと、この記事を読んで思いました。
慌ただしく店をたたみ、気がつけば、50の坂を越え、更年期不調もなくなりました。
ようやく自分ことを考えられるようになって、気がついたら、
貯金は0だけど、借金も0になったので、本格的に仕事再開になるといいなあ。
今は、ネットでほそぼそと依頼を受けて仕事ができる。イイ時代ではあるですな。
あるかでぃあさんはじぶんより一回り以上若いけれども、ちゃんと自分の哲学を持って生きてらっしゃる。素晴らしいことだと思います。
どうでしょう。オレは自分の事を真摯な人間だと考えた事もないし、何か信念や哲学を持っているかと問われれば、頭を抱えるばかりでして。
ただそんな人間だからこそ、30代半ばも過ぎた頃に『たかがアニメ』から色々と学ぶ事が出来た訳です。
オレはまだまだ若輩者で、無駄に年齢ばかり重ねているだけの人間です。聡明な人なら20代後半くらいで気が付くような事に、今頃気が付いているんです。バカ丸出しですw
人間って不器用なもので、人から聞いた事はすぐに忘れてしまうから、自分で経験しないと理解出来ないんですよね。
オレは不器用と不真面目が故に色々な失敗を繰り返し、挫折や絶望も味わい、精神的な病にも苦しんできましたが、多分傍目に何か哲学を持っているように見えているのだとしたら、多分それはオレが過去の経験を無駄にしていない証拠かもしれません。
そう考えておけば、オレ自身救われます。空白の10年は、空白だったかもしれないけれども無駄ではなかったんだと自分に言い聞かせられますから。
なんか映画は眩しくて眩し過ぎて・・・後半はずっと泣いてました。こんな真っ直ぐに取り組む事が自分には出来ているのか。これからの10年はどうか。色々と問い掛けられた気がします。
この映画、オレ等の世代には結構つらいよね。つらいけど忘れられない美しさがある。涙が止まらなくなる美しさが。
オレも、主人公とその奥さんの姿を見ていて、こんなに真っ直ぐに、こんなに真摯に人生を歩けたら……と、自分の不甲斐無さに打ちひしがれつつ、その姿に憧れながら観てました。
良い映画です。何度も観たい映画です。